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着物を断捨離できない!

私は35歳の専業主婦で、小学5年生の娘がいます。


夫の転勤で、引っ越しすることになったので、タンスの中身を整理して、「タンスそのものを断捨離したいなー」なんて思っていました。

 

それで中身を整理したら、成人式のときに、私の母方の祖母が、私を銀座まで連れだって仕立てくれた振袖がでてきてびっくり!!

 

その奥には、母から受け継いだ3着の着物が、ところせましと置かれていました。自分で置いておきながら、すっかり忘れていました(*^^*)

 

成人式のときにあつらえてもらった着物は、成人式と友人の結婚式の計2回しか着ていない!母から受け継いだ着物に至っては、一度も袖に手を通したことがない

 

「1ヶ月に1回取は、取り出して、陰干しをして、湿気をためないように手入れをしてね!」と母親にいわれていたのも、すっかり忘れていました!!

 

引っ越し先は首都圏でマンションも狭い。着ない着物のために、月に一回は最低でも影干しすることにもはやモチベーションが続かない!湿気は着物の大敵なので、湿気取りを大量にタンスにいれてあるけど、子供の乾燥肌の原因にもなるみたい!!

 

地方で間取りに余裕のある家なら、子供の寝室と離れたところで、タンスを置いて着物を保管すれば、多少、安心していられるけど、手狭な首都圏の、マンションでは不安!

 

引っ越し先で手入れが出来るかしら?ふと疑問に思った私は、タンスの断捨離よりも着物の断捨離を決意しました。

 

というのも、引っ越し先の社宅が、主人の会社の借り上げマンションだっだのに加えて、小5の娘が、転勤先で私立中学の受験を希望しておりましたので、中学受験の塾の娘の世話で、着物の陰干しをしている余裕はないかな?って思ったからです。

断捨離とは


断捨離とはヨーガの断行、捨行、捨行に由来している考え方です。モノが入ってくるのを断つ。手にしているモノを捨てる。モノへの執着から離れ心で生きること。を意味しています。
着物を断捨離するとは、以下のように解釈しました。

 

・断捨離の断は着物がはいってくるのを、断つこと
これは、問題がありませんでした。私は特に、着物の文化に取りつかれているわけでもなく、親が着れなくなった着物を送りつけてくるということもありませんでした。

 

・断捨離の捨は、着物を捨てること
これは、私にはできませんでした!、本当に捨ててしまう方が、いらっしゃるようですが、私は間違いなく後悔してしまうタイプです。

 

・断捨離の離は、着物への執着から離れて、心を解放すること
着物を捨てられなかった私ですから、着物に対する執着を捨てきれないという意味で、これもできませんでした。

 

断捨離で着物を捨てられるか?


着物に関して、断捨離のとは、文字通り捨てることでしょうか?

 

私は、断捨離の捨というのは、損切りという意味に捉えています。
未来にわたって損している状態を今、切り捨てるという意味です。

 

 

着物に関して、断捨離の捨とは、文字通り捨てることと考えてしまうと100%捨てられません!

着物を保管するということは、コストをかけて置いてあるということです。

家の中に置いてあるということは、無料でおいてあるようでいてそうではありません!
賃貸住宅であれば、その着物のあるタンスのあるお部屋の家賃がかかり、マイホームであれば住宅ローンを支払っているのです。

 

今まで、何年もスペースコストをかけて保管したということは、着物に価値があると感じているからです。
だから捨てられないのです。捨てるということは、今まで投下したスペースコストも含めて、捨てることを意味します。
だから損してしまうと感じるんですね!

タンスに保管したものは、価値があると感じてしまう!

過去から現在にかけて保管したものを捨てられない現象を、人によっては、サンクコストバイアスという難しい言葉で説明される方もいます。
sunkというのは、sink (沈む)という英語の動詞の過去分詞形で、沈んだコストという意味です。

 

今までかけてきたコストを回収できないのは、損だと思うあまり捨てられないという思い込みのことです。

 

株の値段が上昇すると思って、購入したけど下がり始めたので、売らずにそのまま購入したときの値まで上昇するのを待つ人がいます。
それでもどんどん下がり、売れない状況に陥ることを、株の塩漬けといいますが、これがサンクコストバイアスの例です。

 

でも理屈なんてどうでもいいですよね!要は捨てられないのですから、それを無理に理屈をこねて捨てさせようというのが、間違いだと思います。

 

 

これに対して、未来にわたって、着物に対してかかるコストを切りすてるという発想に立つと、捨てること以外の解決策がでてきます。

捨てること以外の解決策は、何故、着物の保管を続けたかを考えたら、自然と出てきました。

着る機会は少ないけど、着物には、洋服と比べて、上質な価値があるとずっと感じていました。だから15年も保管してしまったんです。

 

着ないけど、価値があると感じてしまうのは何故?

着物というものは、一度着てしまうと、上質な雰囲気を醸し出す服であることは、間違いないです。
着物が着る人の個性に、輝きを与え、時にあつらえものの着物が、着る人の貫録まで与えてしまうほど、上質な体験を提供してくれます。
私もこのような体験を数少ない着物を着た時の経験から、体感しています。

 

それなのに、何故着物を着なくなってしまったのか?自分に問いかけてみました。
その理由は、着付けが、気軽にできないという点にあります。
着物を着る機会と言えば、友人や親せきの結婚式やお正月のお年始廻りのときぐらいだと思います。

 

結婚式のお呼ばれで、着付けから、髪のセットまで美容室でやってもらわないかぎり、自分でというわけにもいきません。
年末年始に美容室の予約を入れるのもその混雑状況から、容易ではないです。
ただし、上質な服であることには、間違いないのです。だから利用しない資産と同じなのです。

 

捨てるということは、このように感じている価値を、意図的に破棄することを意味するので、抵抗感が拭えないのです。

外国人の方が着物に対する上質さを良く知っている。

最近、鎌倉や京都を訪れる外国人が、着物をレンタルして、街めぐりをするのが、流りだそうです。
そして着物が気に入り、お土産に高価な着物を1着そのまま購入していくそうです。
着物 タンスに眠らせず 京都大
これは着付けも含めてた、着物の文化的な価値が、外国人にとって上質であることを経験してしまったからです。
つまり着物を着たときのオーラが、上質だからです。

 

着付けという面倒な動作があるからこそ、お手軽な服というよりも、安易には身にまとえない上質な服という価値を外国人が感じてくれているんですね!

それなら、そういう外国人に、譲ってあげればいいんじゃない!

私も大和撫子で、日本人です。日本の文化である着物に、価値を感じてくれている外国人がいるということ自体、非常にうれしく感じます。
自分では着なくなった着物をそういう外国人に譲ってあげられるとしたら、日本の文化に対する微力ながらの貢献にもなります。

 

手軽に着付けらられない着物は、普通の洋服よりも、着ていて上質のオーラを他の人にアピールできると、感じてくれるのなら、そういう外国人に着てもらう方が、着物も幸せです。今まで保管してきた甲斐があったと納得して、無償で手放せます!

 

ところが、外国人向けに譲るのに際して、有償でしかも高価で買い取ってくれる会社があると聞いて、私は何の迷いもなくそちらの会社さんに、着物を譲りました。
しかもかなり高額な見積もりで、買い取り価格を提示してくれました。

 

他の買い取りサービスとの違いは、着物の生地を裁断して、裏地で使用したりすることが、ほとんどないという点でした。
自分で保管してきた着物は、生き物のようなぬくもりを感じます。だからできればそのままの状態で、着てくれる人に譲りたい!!
また全部売ってしまっていいものか?まだ判断がつかない状態なので、着物ごとに、売ってしまっていい着物か?どうかを相談したい!
そんな気持ちを大切にしてくれる買い取りサービスなので、安心して買い取って頂けました。

 

この解決法は、@着物の価値を活かした上で、A私が未来に負担する着物の保管コストの損切りができ、B外国人にも喜んで頂けるということで、全く抵抗感を感じずに手放せる三方よしの解決法でした。
今では、タンスの着物スペースが空いた分、スッキリとした気持ちです。これで引っ越しもスムーズにいきそうです。
引っ越し先で新しいライフスタイルを家族で満喫できそうな気がして、いまからワクワクしています。

 

たとう紙や桐箱に入った着物の査定ってやはり出張してやってもらえるのが嬉しいです。
宅配で送ると、シワが寄ってしまって、それだけも価値を損ねますから・・

 

私は実は小心者で、「もし安い値でその場で買い取られたらどうしよう!」という性格だったんです。
でもこの着物買い取りサービスは,女性の査定員さんが来てくれて、「今日は無料で査定するだけでも構わないすので!」
といってくれたので、安心でした。

 

ひとつひとつの着物との思いでに、踏ん切りをつけて、査定員さんの提示してくれた価格で2日後、買取を申し込みました。

 

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